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Rin HamuroCritiques

Auteur de 蜩ノ記

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幽閉中の男(武士として勘定奉行お役目など歴任)とその家族と暮らす武士が次第に、その幽閉中の身である男を監視する立場からその男に尊敬の意を抱くようになる。死や生きることへの価値観に変化が生まれ、志が変わっていくプロセスが心に響く。その武士が悟った言葉。「とにかく死を免れ、逃れることに必死だった過去の自分。だが、その男、家族と共に暮らすようになると... 心の赴く先さえわかっていれば、生きることへの執着や死など恐れるものでもない」と悟る。
 
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sakura2014jphs | May 23, 2013 |